Jukola & Venla Viesti

Jämiの1000m級小型飛行機の滑走路が今回の会場となつた、外国からのクラブに
対して300張りの軍用テントが設営された、このテントは30人位が仮眠できる、この
滑走路に沿っての森の中は一般クラブ用のテントサイトが区画され仮の道路名と番地、
トイレや水場も各所にあるとにかくこれだけの参加者が宿泊するにはかなりのスペース
が必要である
毎年ユコラ村のゲートは趣向が凝らされるが、今年は近くの駐屯地からの高射砲の
お出迎え各地からの参加者の交通整理と会場の設営等は軍隊の協力が不可欠と
なる、スタートの号砲はそのものずばりもう少し小型だがいきなりドカーンとやられ
ると思わず跳びあがってしまう。
オリエンテーリング用品の店はこの大型テントに3つ程、その他大きな大会の案内
ブース、地域の特産品の販売コーナ、カフェテリア、郵便局等がある
シャワーは3時のVenla スタート後は女子, 23時30分のJukola スタート後は
男子が、2ユーロでサウナに入れる簡易テントサウナだがフインランドの人にとって
スポーツの後のサウナは欠かせない必ず設置されている。
簡易式?トイレ慣れると狭い閉鎖されたトイレに比べ開放感がありレース前の気分
転換になる、ウオームアップエリアにも4つ程移動式があったがスタート前にはやはり
長蛇の列だった。
メーン会場でのオープニングセレモニー
15時30分の女子Venlaのスタート前に緊張感に包まれる会場 
会場の大型スクリーンに通過映像とオンラインで結ばれたEmit
情報から瞬時にクラブ名タイムが表示される
前走者から引き継いだランナーは1km近い広い会場を△点まで
走ることに
女子Venlaは1走7.8km39分 2走7.7km39分 3走6.5
km34分 4走8.5km44分 トータル30.2kmを2時間36分
のウィニングタイムを予想していたがそれ以上のタイムで次々と
引き継いでいくKm5分を切るスピードである、トータルの登りが
380mしかないことと走りやすいスプールスの疎林と苔に覆わ
れた砂地は走り放題の感じである.
Jukolaの選手の引継ぎ方法は独特の方式で前走者がFinish
レーンを通過して地図を返却(放り出し)そのまま地図置き場へ
向かうとにかく1300チームを超える地図置き場なので100m
以上走り自分のチームNoの地図ポケットから次走者の地図を
抜き出しWaiting Zoneへここもかなり広く100ずつ区切られた
バトンゾーンで次走者に渡してバトン完了、もしここで次走者が遅
れて引き継いだ場合はそのロスタイムは次走者のタイムとなる、
その後ダウンロードを通過して退出となる、日本ではバトンゾーン
での立ち止まりロスタイムは前走者に加算される、参加者数が少
ないのと実力にばらつきがあるからそれほど混乱は起きていない
が少なくても次走者の責任であるロスタイムは次走者に加えられ
るべきでは、
(写真は地図置き場と役員)
Venlaも終了に23時30分のユコラに向け各チームも各所で打ち
合わせ確認に入るHSは16チームメンバーが会場に来ているか
どこにテントを張っているか確認、初めのスタートでは全員で送り
出すがあとは各自チームメートのタイムを推測テントで仮眠
をとる前走者が次走者を起こしてからWaiting Zoneに出かける
場合もある、私の場合3走で2:30AMが予想バトンタイム、体調
維持の為寝ないことに
HSの主なるメンバーによる記念写真、16歳未満は4,5走区間に
限定されている、驚いたのはJukolaで女子が混じっているのを見
かけたこと別に禁止されているわけではないのだから、男女平等
の先進国女子がDayで男子だけがNightを楽しむ理由はないのだ
から
23時になると太陽は北の水平線に、例年ならこの日は
Midsummer(夏至)なのだが今年は1週間後に飛行場
は車でいっぱいに
スタート30分前にはウオームアップに入る、ランプのチェック
スタート後の長い誘導路のどの位置を取るか初めのペース
配分等を確認、大型ビジョンは彼らの表情をアップで映し出す。





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