JÄMI-JUKOLA
2004年6月19日スカンジナビア最大のリレーオリエンテーリング第56回ユコラリレーと 27回ヴェンラリレーがフインランド南西部IkaalinenとKanKaanpääの中間に位置する 飛行場JÄMIで開催されました、北にJämi湖と平地森林南に広いアボカルレオの点在する 湿地帯、また会場の一帯はスキートンネルや宿泊設備を備えたスキーの強化トレーニング 地帯でした、北部Vokattiではスキートンネルは見ましたがこの南部で稼働しているのを 見るとやはりスキー王国と感心しました。 2004年ユコラリレー(7人1チーム)は過去最大の1310チーム、女子のベンラリレー は(4人1チーム)810チームの参加でその選手層の厚さに驚きました、スカンジナビア の参加チームでスエーデンのチームの多さが目立ちましたバルト諸国は勿論アメリカ オーストラリア、USAからも参加していました。 テラインの特徴として平坦で走行度100%トップは5分を切るだろうの大会情報は女子 のベンラの参加者を増やしたかもしれません、Suunto Gamesで私はHelaingin Suunnistajatチームの16チームの3走(夜ー夜明け)にすでに決まっていましたので 連日ヘルシンキのStadionのJogコースで太めの身体を絞っていましたら大会責任者 のReino Urjas氏が早めに会場入りするとのことで彼の競技センターの役員用コテジ にお世話になることにトレーニングコースは開放されていましたので試走したり、彼から 大会の準備や今回の特徴等を聞くことが出来ました。 最近のユコラの特徴としてよりビジュアル化している事、会場に据えつけられている大型 のスクリーンにコースの途中の選手の映像、チェックしたEmit情報もOnlineで瞬時に会 場のスクリーンで確認出来今年はさらにInternetをFullに使い会場内にはワイヤレスLan 映像はSateliteでTV局に家庭ではText TVで成績を見ることも、とにかくこれだけの参加者 の成績、スリップタイム等が私は翌日ヘルシンキのCity Internet カフェで自分のPCに接続 ダウンロード出来たのですから(以前は外部者がLanケーブルで接続は不可だった)。 もともとユコラの選手登録は実にフレキシブルで夕方の5時過ぎに最終変更選手名を提出 突然の選手変更等も自由のようでそれを補っているのがEmit等の情報処理の経験の厚さ こういうところを見せ付けられるとさすが情報大国だなーと感心せざるを得ない。 大会終了後日Urjas氏宅で彼から聞いた次の内容は我々も将来の参考になると思う。 来年のJukolaの準備はすでに始まっている、我々は昨日の大会の会場で売れたコーヒー数、 トイレットペーの使用量、提供した食事数等すべてをデータベースとして蓄積共有している ちなみにどの位の費用が掛かったのかの質問に多分1Million ユーロと言っていたが 直接経費であろう。 飛行場を埋め尽くす外国チーム用の大型軍用テントは300張り交通誘導 等のかなりの部分は軍隊の支援なしでは出来ないからだ。
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