2004年Ｏ−ｒｉｎｇｅｎ大会はスエーデン第２の都市Ｇöteborgのドックヤードの跡地に競技センターを置き

７月１９日から２３日まで５日間開催されました。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ＥＲＩＫＳＢＥＲＧ　Ｄｏｃｋ　ヤードは２０世紀前半まで造船とエンジニアリングで確固たる地位を占めていた

ようでしたが、第２次世界大戦後は後発国に追い上げられ人件費の高さ、設備の旧式化で消え入る運命

にあったようで現在はガントリクレーンが過去の面影を残しているだけで、ヨットの係留地になっています。

かってはエンジンなどを製造していたウェアハウスは記念のホールとなり今回の大会のセンターとなり

食堂の天井には記念の天井クレーンが１個ぶら下っていました、隣の建て屋は外壁のレンガ等も今風

に修復され有名なチェーンホテルとして生き延びていました、１万人を超す参加者の宿泊するテントや

キャラバンサイトは、再開発されたこの港の各地に分散されました、市の中心からバスで３０分、港内

をネットワークする通勤用のフェリーがバスと同じくらいのスケジュルで運航されており観光もかねて

大勢の参加者でフェリーは大賑わいでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

今年のスエーデン南部は雨の多い日が多く、マーシュはたっぷり水を含んでいました、実際友人の

牧場近くの低地牧草地は水につかり小さな沼にようでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

このＯ−ｒｉｎｇｅｎ大会は１９６５年に１５６人の参加者で始まりことしは４０回目になります、第二回で６７２

３回１９１０人、４回３２５０，１９７３年の９回で１０４９９人と１万人を突破、　

私が始めて参加した１９７４年で１０１９６でした私もことしは３０回目の節目の参加で何か記念になる

成績をと意気込んでの参加です、過去最大の参加者は１９８５年のＤａｌａｒｎａのＦａｌｕｎで開催された時は

２３０００人という参加者で、スエーデンの選手層の厚さに驚きの念を隠せませんでした。