この季節フインランドでオリエンテーリングを楽しもうとするなら毎日でも可能である、ただ外国人である我々にとって少し 苦労をしなければならない、車社会のヨーロッパでは全般的に言えるのだがどこに行くのにも車なしにはものすごいエネ ルギーを要求される、オリエンテーリング大好きの親しい友人でもいればなんとかなるが、とにかくオリエンテーリングは 大方が人里離れた森の中、日本と違い大都会ヘルシンキでさえ都心部から25kmもいくともうそこは立派なテラインである 近くまでバス等はあるがそこからスタート地区まではヒッチハイク何時来るかわからない車を拾うのは精神的に大変だが 慣れたらカメラ片手に車では見落としがちな風景や道々の草花を観賞も結構楽しいし何しろ我々には充分な時間がある 運良くひろわれ言葉が充分に通じなくてもオリエンテリア共通の感性のようなものは数十年来の友人のように心が解け合 うだろう、公式の大会は国際大会等は土ー日に設定されているがこのフインランドで毎日のようにどこかで行われている iLta Rasti (イルタ ラステイ)Evening OLは各クラブが毎週一度自分たちの地図を場所を変え夕方仕事の終わる16時か ら20時位まで自由に参加出来るシステムです、クラブが沢山あるので毎日どこかのクラブがこの大会を開催してます 大きなヘルシンキスニスタヤは毎月曜参加者4−500人はいつも来ています、コースは6−7コース、子供用の1.5km から8km位まで参加費として地図代が4−5ユーロEmitを借りると1−2ユーロ取られますほとんどの人が60−70分位で Finishさっさと着替えもせず帰ってしまいます、この大会システムはヘルシンキ、タンペレ、ツルクを中心としたブロック毎の 大会スケジュルの載った小冊子をOLショップで買うことが出来ます。アバウトな位置が地図の道路表示にマークされてます が、国道44号と村道422との合流より誘導地図名XXXと言うくらいですから車でも気をつけていないとあのコントロールマ ーカーを何度も見落としうろうろした経験があります、幸いフインランドは自転車道も完備されており自転車で来る参加者も いますが最終的テラインの近くは砂利道の山道を走ることに充分な地図情報等を入手して行く事が必要です。 |
この画像はサムネールで表示されてますクリックすると拡大で見ることが出来ます
ッルクから30分位の PaimioのiLta 200人位の参加者一部 クラスはマスターマップ 方式、スタートはEmit を押して自由にFinishで 会場でダウンロード。 |
簡易成績速報、毎週開催 されるので先週の分は車 のボンネットの上にファイル として束ねられてあった各 クラブはホームページを持 っているのでそこにアップ してあるかも、他の人の成績 をあまり気にしてない様子、 参考程度の感じ |
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スカンジナビアではどの国でも夏至(Mid Summer)を盛大にお祝いする習慣がありますがここフインランドでも6月の第3金曜
は フイン語でJuhannus Paivaのお祝いをしますすべての店も金曜の午後には閉店交通機関もです、日本の大晦日の感じ
ですが街の中は空っぽの状態です午前中はどのALKO Shop(酒店)も酒を買いに客でにぎわいます、次に欠かせないのは
その年採れた新ジャガイモを必ず食べますどの市場でも大勢の人がまだ小粒の皮の薄い新ジャガイモを買い求めています
、前年のイモが1kg1ユーロ位が2倍位の値段です、毎日の食生活では日本のお米に相当する感じです、空っぽになった
住民はどこえ? ほとんどの人は自分のもしくは友人のコテジでしょう、街でアパートに住んでいても郊外にコテジを持って
いる人がかなりいる事はたしかです、私の友人が日本車を買うよりコテジを買う方が安いと言っていました、確かに土地
の値段は日本と比べたらただみたいもの、労を厭わなければ家族でキットの丸太(すでにカットされている)を組み立てるだけ
で可能なのです、フインランド人にとって欠かせないのはサウナ、湖のそばに必ず建てます、はじめにサウナ小屋を建てる
でしょう、コテジでサウナに入り湖で身体を冷やすその感性は日本人が温泉や湯に浸かる以上のものがあります、 熱した
サウナストンーに水(同時に沸かしたお湯をかける水蒸気の効率が良い)をかけその蒸気は100度近く全身を包み込む
彼らはこれをRoylyと発音するが日本の「いい湯だな!」の感じ白樺の枝葉を束ねたVastaで全身をたたくとその
香りはお茶の葉のような香りがする、となりのコテジとは少なくても50−100m以上は離れているので皆スッポンポンで
湖に飛び込む、その開放感は日本のサウナでは味わえない、サウナの後飲む自家製のビール1次発酵のみなのでノン
アルコール(Koti Olut)このキットはスーパーで必ず売っています。彼らは友人、家族とこれから始まる短い夏を祝いJuhannus
eveを過ごすのです。
@上段左よりマーケットのジャガイモ売り場AJuhannus eveのボンファイアーB大統領サマーハウス前の岩礁での
恒例のJuhannus Bon fire ナンタリーC朝市でのポテトとルパベリ売り場ルパベリは砂糖と一緒に煮て溶かしライス
でとろみをつけ冷やして食後のデザートに牛乳と砂糖をかけて食べると美味しいD23時30分南部フィンランド古都ナンタリ
での夏至の日没Eコテジでオリエンテリアの子供たちとの昼食Fサウナから湖までの板のスロープ木材が安いのでふんだん
に使われているG友人のコテジ土台は岩盤なので基礎にはあまりかからなかったそうで後は父親とキットのこのコテジを建てた
そうで自宅から15分のここは安い買い物だったと言っていました。