58.Jukola Viesti        ja   29.Venlojen Viesti

2006年6月17日スカンジナビア最大のオリエンテーリング・リレー第58回ユコラリレー大会がフィンランドの古都ツルク(Turku)の東50kmのサロ(Salo)で開催されました。ユコラリレーは1チーム7人で第1走者が白夜の時期のこの頃23時にスタート74.6kmを7人の各選手が自分の担当区間を引き継いで競うかなりハードな大会です夏至(Mid summer)のこの頃ですが南部フインランドでは23時半には太陽も森の中に落ちますので第3走者位までヘッドランプがないと地図が読めません、16歳以下はこの区間が制限されています。                
この大会の名前の由来はフインランド文学の祖アレクシスキヴィの「ユコラ7人兄弟」からから来ています。森の中で7人兄弟が破天荒な生活をする物語ですが彼等のガールフレンドから4人娘のベンラ大会が遅れて開催今年で29回になり同じ日の午後14時30分にスタートしますこの大会は毎年参加チームが記録を更新今年はユコラ1400チームベンラ862チームと女子でこんなに多いリレーは他にありませんスカンジナビア各国からの海外組みの増加が目立っています、スエーデンのテイオミラ(Tio Mila)は歴史もあり有名ですが時期が早春のハードな時期なので一般向けよりクラブの精鋭向チームの感があります。
成績等は別掲のページをご覧下さい。 
          



ユコラゲート毎年趣向をこらしたゲートが作られる、今年はSaloのシンボルの白鳥    外国からのチームには軍用テント村が会場にはショッピング、銀行救護設備レストラン勿論大きな簡易サウナはシャワー場に併設されている    参加選手が15000人を超えると応援や観覧設備の関係で見所のスタートエリアは厳しくなり最近では大型のビジョンで各チームの動向の情報を入手するように工夫されている 好天女子のベンラのスタートの合間は真夏の太陽を楽しむ
ユコラ第一走者のスタンバイヘッドランプバッテリのチェックは欠かせないクラブテント内でお互いに配線のチェックをす 30分前にはスタートチェックゲートに入りEmitカードの起動及びゼッケンのバーコードのチェックを受 遠景はベンラのスタート前のウオームアップの様子最近ではだんだんスタートエリアが遠くなっている
ユコラ優勝者の表彰式の様子朝6時半過ぎ優勝チームは帰ってくる9時にはウムスタートで1000人以上が待機している