Småland
スエーデン2009年のO−ringen大会はStockholmから南へ300km近くE−4を南下Jönköpingから東へ30km程のEKSJÖ市で 開催されました。軍用地がO−cityとなり兵舎も宿舎として使われ私も厳格なコントロールの下に外国の選手と一緒に1週間生活でき ました。徴兵制のスエーデンは各地にこの様な兵員の訓練施設があり訓練キャンプ場は広大で毎年開催されるこのO−ringen大会 は軍隊の支援なしには難しい事でしょう、何しろ選手だけ少なくても12000人、ちょっと条件の良い開催地だと17000人くらい集まるのです から、それにスエーデンのオリエンテリアは大抵家族と一緒に来ますから3万位の人がこの小さな町の人口に匹敵する位集まるのですから ここでも訓練用の射撃場と軍用空港はスエーデン各地からキャンピングカーが集まりびっしりでした。特設のスーパーや病院、教会も必ず O−cityに設置されます。今年は5日の大会すべてがこの訓練場で開催され、歩いてもしくは自転車で会場に行く事になりました。勿論 特別バスも運行され、他の大会では5台くらいのトレーラバスがコンボイを組み、MPが信号をすべてコントロールしてノンストップで運行 します。当然会場ではスエーデン軍のPR兵員輸送車から火器、国際部隊の地雷処理の説明、時には最新兵器のPRもします、中立国 スエーデンの心意気を自国民のみならず外国人に対しても説明PRしますし写真もOK特殊戦車の性能パンフもくれます何しろ兵器は重要な 輸出品ですから。つい先日アメリカのフォードがボルボを中国に売ったとのニユース、じつは軍用重車両はほとんどボルボ、中国は単に乗用 車だけが目当てではないのでは、サーブは戦闘機では有名ですがGMが中国に売ろうとしておしゃんになったのですがサーブは航空機部門 分離していると思います、サーブ乗用車だけでは中国もあきらめたようですね。このEkjoの先50kmくらいの所にサーブ航空機の工場があるようで 私たちオリエンテリアは夏休みのボルボやサーブの工場施設を何度も使わせて貰っていますが、中国のボルボになったら労働環境はどうなるので しょうか興味があります。 EKSJÖの旧市街は木造の古い建物が複雑に街を形成していまして大会の開会に先立ってこの街のなかでエリートとジュニア クラスのスプリント大会が開催されました。最近このスプリントが盛んになり日本でも結構開催されてます。 |
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A 街の中心部は古い木造の家並みが保存されている B この入り組んだ石畳の路地をスプリントの選手が駆け抜ける C O−cityの参加国の国旗36カ国以上のからの参加 D 無線操縦地雷処理ブルト−ザ E クラスター爆弾等対人地雷などの問題点をPRしていました F Finishレーン今回はこの様な会場をこのO−cityから歩いて行けるエリアに3箇所設営されました G 会場では毎日の各クラスの優勝者が表彰される、エンターテーメントあり大いに盛り上がる |