2003年スコットランド6日間大会はスコットランド北部、あの有名なネス湖のあるインバネスに近いForresにエベントセンター
を置きMoray CoastのDune(砂丘地帯の森林)で3日間をそしてハイランドエリアのAvimore近くで3日間を競わされました。
地域としてはAberdeen とGrampionエリアで北東部です、緯度からすると57度と少しですからスエーデンのイエテボリと同じ
位ですので夜遅くまで太陽の明るさはありますがスコットランド特有のどんよりとした曇り空と時折の雨そしてまた太陽が出る
という変わり目の多い天候です、気温は朝夕は12度位日中で日が差して22度位で過ごし易いところです。
参加者はイングランドやウェールズ、アイルランドと地元スコットランドで80%、後はスエーデンやノルウエー、フインランド
スイスそれにアメリカやオーストラリア等で1500人ー2000人のコンパクトな大会です、今年のテラインの特徴としてスコッランド
特有のヒースの丘を走るのはほんの一部でどちらかと言えばコンチネンタルタイプのテラインでした。
何時もはB&Bホテルに厄介になるのですが自炊の出来るCateringを探してもらったのですが、メールのやりとりで
会場に近いGrantounとGardentounのスペルミスで予約を40マイルも離れたGardentounに借りる羽目に、毎日1時間半ー2時間の
ドライブを余儀なくせざるを得ませんでした。
しかしそこはかっての小さな漁村で50件ほどの石造りの漁師小屋を改造したコテジ群になっており滞在者は時間から開放され
のんびり一日を家の前の潮騒のなかで読書をしたり、水平線に沈む夕日を眺めながらワインを傾けているバカンスのスポットでした。
私達は4人でこの石造りの古いハウスで大会の1週間を過ごすことに、初め外から眺めた崖にへばりつくように並んでいるこの寒村
でどんな生活がの不安も杞憂に終わりました、内部は一通りの台所用品、食器、皿洗い器もありました2ベットルームにリビング
とキッチン、シャワーにトイレ付で1週間借りて360ポンドは安かったと思います。
毎日海を眺めて小屋の前でのんびりしているバカンス滞在者を尻目に我々はせっせと大会のために早朝から夕方まで山の方へ
出かけるのですから、この日本人に興味をもって見られていたことはたしかです、おかげですっかり打ち解け挨拶を交わす間柄
になりました。
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